みなさん、おはようございます。
空前絶ゴリラ、略してゼツゴリと申します。
今回は、とある魔術の禁書目録を愛して15年の筆者が、新約編以降のエピソードはアニメ化されるのかについて、あらゆる観点から考察していきたいと思います。
はじめに
某漫画において、こんなセリフがあります。
「ありえないなんてことはありえない」
この格言のようなものについては、筆者も割とそう思っており、大前提として新約以降のアニメ化について「ありえない」ことはないと考えております。
ただ、あり得るあり得ないの単なる二元論だとつまらないので、確率まで踏み込むと、高く見積もっても10パーセント程度かなと考えております。
そう思う根拠を主観マシマシで述べていこうと思います。
アニメのDVD/BD売り上げ
これは2010年代前半までの価値観ですが、禁書アニメは2008年~なので、こちらも根拠とさせていただきます。
まず、2010年代前半くらいまではアニメのDVD/BD(長いので以下円盤)の売り上げによって、2期以降をやるかどうかは大きく左右されていました。
円盤売り上げ3000枚が2期をやるための最低ライン、5000枚売れると黒字ラインと言われており、禁書は円盤特典が小説ということもあったのか、なんと平均して10000枚以上売れていました。
アニオタ歴もそれなりに長い筆者ですが、当時アニメの円盤売り上げで万を超えるのは、1年に数作品あるかどうかでした。つまり、結構な快挙です。そもそも、アニメ放映スケジュールや原作ストック的に、禁書アニメ2期まで放映するのは確定路線には見えましたが、それを差し引いても2期をやるには十分です。
そして、2期の円盤売り上げに至っては、平均15000枚を超えました。また、スピンオフの超電磁砲のアニメ円盤売り上げに至っては、1期が平均24000枚以上、2期が16000枚以上という、絵に描いたような順風満帆でした。
しかし、アニメ3期は期間があいたのとクオリティーも悪かったためか、禁書で平均3000枚程度、超電磁砲でも平均5500枚程度と大きく翳りを見せます。禁書3期は2018年、超電磁砲3期は2020年とすでに円盤売り上げの影響力が弱まっているとはいえ、惨憺たる結果と言えるでしょう。
3期までの総合売上高は全然高いといえますが、直近の3期の売り上げについては芳しくないのが、新約のアニメがなさそうだと思う根拠の一つです。
※円盤売り上げなどは、https://www.lanovelibrary.com/toaru-series/を参照させていただきました。
原作販促
そもそも、アニメ化をする意義って何でしょう。
いくつかあるでしょうが、ひとつは原作をはじめ、その他メディア展開の販促を加速させるためのものでしょう。
かくいう筆者も、禁書はアニメから入って原作を買うまでに至っているわけですから、効果のほどは筆者自身が証明しております。
ただ、これはその当時だから効果があったものと言える。今、この瞬間とあるシリーズというものを初めて知ったとしたら……。
まず、禁書と超電磁砲のアニメだけでも24×6話分ある。OPED次回予告など極限に省いて1話20分として、20×24×6で2880分。60で割って48時間。これに加えてOVAやら映画やらとある科学の一方通行やら諸々含めると、映像だけでもさらに時間は取られる。
コミックスですら30巻超、超電磁砲でも20巻以上、原作に至っては小説なのに55冊は超えている。こんな超巨大コンテンツをいまさら追いかける気はなかなか起きないでしょう。実際、リアルでおすすめしてみても長さで断られることは多いです。
つまりですよ。言い方よくないですが、今更アニメ化したところで原作およびその他のメディア展開の販促には、長いという理由で効果が薄いわけです。
ジャンプ作品をはじめとして、完結したからこそ(おそらく)ファンのために完結までアニメ化する、というケースも最近は増えてきましたが、超電磁砲はともかく禁書は絶賛原作も続いているので、その理由でのアニメ化も難しいです。
スタッフ側のやる気
ここまで読んで、みなさんある疑問が思い浮かびませんか?
アニメ3期までには期間があいてクオリティーも悪かったため、と先述しました。
そもそも、円盤がすこぶる売れたのに期間があいてクオリティーも悪かったのはなぜなんでしょう?筆者には論理的理由は思いつきません。
つまり、スタッフ側にやる気がなかったと考えるしかないのです。
確かに、アニメ制作には時間がかかります。1期から2期まで2~3年程度空くのはざらではあります。しかしながら、禁書に関しては2期が2011年放映に対して、3期は2018年放映となんと7年もの空白があります。あまり売れてないとか、そもそも原作ストックないとかならまだしも、禁書はそれらに当てはまらなかったので、7年もの空白をあける意味がなさすぎる。
客観的な比較対象の一つとして、灼眼のシャナと比べたら一目瞭然です。
この作品は、売上的にも原作ストック的にもアニメ3期をやる絶対的理由まではありませんでしたが、2007年の2期から4年の空白でアニメ化されています。利益うんぬんというより、アニメとして完結まで届けたいというファンサ的なものもあったのだと思います。
ビジネス的にもやらない理由はないし、ファンを考えたらなおさら早くやるべきだったのにやらない。これは本当にめちゃくちゃなことです。
まあ100歩譲ってですよ?いや、10000歩譲って、期間があいた分クオリティーが高ければまだよかった。でもね、禁書はアニメをやるたびにクオリティーが下がっていきました。
具体的にどう下がったか説明するには、まずはラノベ原作のアニメの常識から説明します。
ラノベ原作のアニメは、ラノベ1冊に対してアニメ4話分くらいの尺があれば、完全ではないですがそれなりに再現度が高いクオリティーの作品になります。5話あればなかなか、6話あれば再現度は相当なものとなります。逆に言えば3話分以下の尺だとクオリティーは著しく下がります。
上記踏まえ、禁書3期はどうだったのかいうと、26話分の尺に対して原作9冊分を詰め込まれました。当然カット祭りのため再現度はもちろんボロボロで、作画もあまりよくないことが多かったです。
正直、筆者はスタッフのやる気のなさを当時から感じていたので、もうそこまで禁書アニメに期待していなかった分、まあこんなもんだよね、くらいにしか思っていませんでしたが、ほかのみんなは失望したのでしょうね。当時の評判は荒れていたし、円盤売り上げの結果が如実にそれを示しています。
改めてとなりますが、以上のような現象を説明するには、スタッフにやる気がないとしか思えないのですが、いかがでしょうか。
どれだけ原作が面白かったり、客観的に売り上げがあったり、原作を含むほかメディアの販促が期待できたとしても、制作側が作る気ないなら無理ですよね……。
スマホのアプリゲームについて
とある魔術の禁書目録には、スマホアプリとして幻想収束というものがありました(現在はサービス終了済み)。
筆者は制作陣に当時から失望していたのと、軽く検索した感じはゲーム性が好きではなかったので、こちらについては未プレイではあるのですが、軽く動画等を見た限り、なんと新約以降のストーリーもボイス付きで、紙芝居形式とはいえアニメ化(部分的だが)されています。
これは捉え方によってプラスにもマイナスにもなると思いますが、マイナスに捉えるとすれば、アプリで多少なりともアニメ化したんだからテレビでやる必要ないよね、と捉えることができてしまいます。
プラスに捉えるとすれば、テレビでできない分、せめてアプリではアニメ化してやろうというファンサービスかもしれません。また、今後アニメ化するにあたり、一部作画が完成済みなことや、声優が決まっていることなどもプラスの要素には思えます。
しかしながら、制作陣のやる気を加味すると、やはり筆者はどうしてもプラスに捉えることはできません。
客観的にもやる理由が薄めなのが痛いところです。
まとめ
以上、さまざまな観点から新約以降のエピソードのアニメ化の確率はかなり低いと思われる根拠を述べてきましたが、いかがだったでしょうか。
少なくとも、2018年の3期放映から2026年現在に至るまで、アニメ放送どころかアニメ化決定報すらないのが事実です。というか、仮に新約以降がアニメ化されたとしても、クオリティーはたかが知れているので、放送されてほしいとも思いません(されたら一応見ますが)。
超電磁砲のほうは原作完結したのもあるのか、アニメ4期決定までは出ていますね。禁書はまだ完結もしていなければ、そもそも原作ストックの消化すら50パーに満たないので、制作陣がファンのこと考えてやる気出してくれるしかないんですよね(笑)。
最初からやる気がないわけではなかったはずなんですよ。1期はまあまあクオリティー高かったし、コミカライズとかも頑張っていたし。スタッフ総入れ替わりしたんかというくらい、メディア展開の仕方が変わりすぎていて残念です。
ただ、現実を嘆くだけでは仕方ありません。原作がいまだに続いていることは幸福なことだと思うので、それだけでもありがたいと思うようにしています。原作は変わらず面白いですしね。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう。
※アイキャッチはAIで生成したものとなります。

コメント